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現代美術用語辞典 ver.2.0β版(編集中)

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アヴァンギャルド映画(前衛映画)

アヴァンギャルド映画(前衛映画)とは、広義には前衛的要素を持つ映画全般を指すが、狭義には1920年代のヨーロッパ圏を中心として発生し、同時代のアヴァンギャルド芸術運動と結びついた前衛的な映画を指す。「アヴァンギャルド(前衛)」という概念は軍隊用語に由来し、「後衛」に先んじて少数の「前衛」が歴史......

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著者: 阪本裕文 登録日: 2012/04/22

「眼と耳のために」展

1980年にベルリン芸術アカデミーで開催された、ヨーロッパで初めて音楽と造形芸術の関係というテーマを包括的に取り上げた展覧会。キュレーションはN・ヘルトリングと、現在出版社兼ギャラリー「Edition Block」のオーナーR・ブロック。サティ、L・ルッソロ、マン・レイらの作品をはじめとして、......

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著者: 金子智太郎 登録日: 2012/03/15

シンクロミズム

1913年、アメリカ人画家のモーガン・ラッセルとスタントン・マクドナルド=ライトが自分たちの絵画を規定するのに用いた名称。「色彩とともに」を意味するこの造語は、もともと12年にラッセルが着想したもので、翌年のミュンヘンとパリにおけるグループ展をもって正式に発表された。二人は当時のパリで先鋭的な......

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著者: 中島水緒 登録日: 2012/01/31

オルフィスム

1910年代のフランス・パリでキュビスムから分派した芸術運動。12年、ラ・ボエシー画廊における「セクシオン・ドール(黄金分割)」展を実見した詩人のG・アポリネールは、新しい芸術家の台頭を予感させる運動として、キュビスムを四つのカテゴリーに分類。そのうちのひとつを「オルフィック・キュビスム(オル......

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著者: 中島水緒 登録日: 2012/01/31

スパツィアリスモ

スパツィアリスモ(空間主義)とは、1940年代末から50年代にミラノを拠点として提唱された芸術理論。その萌芽は、アルゼンチン滞在時に私立の美術学校「アカデミア・アルタミラ」を設立したL・フォンタナが、同僚や教え子たちと起草した「白の宣言」(1946)にすでに見ることができる。翌年イタリアに帰国......

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著者: 中島水緒 登録日: 2012/01/31

声は美術作品において主に二つのかたちで現われる。ひとつは図像(例えば叫び声を上げる人の姿)として。もうひとつは音声として。本項目では20世紀以降に登場した後者のみを扱うことにする。 キュレーターのクリストファー・フィリップスは1998年にロッテルダムで開催された「Voices」展のカタログで、......

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著者: 金子智太郎 登録日: 2011/12/29

シュプレマティズム

ロシアの美術家カジミール・マレーヴィチが主張した絵画様式、およびそれと軌を一にする思想の名称。シュプレマティズム(英:suprematism)、あるいはスプレマチズム(露:супрематизм)とは「絶対主義」を意味し、語源的にはラテン語の「supremus(至高の、最後の)」に由来するとさ......

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著者: 星野太 登録日: 2011/12/14

抽象表現主義

抽象表現主義とは、1940年代後半から50年代にかけてアメリカ、特にニューヨークを中心に隆盛した芸術様式で、46年に美術批評家のロバート・コーツによって命名された。バウハウスや未来派、キュビスムの流れを汲む非具象とドイツ表現主義などの激しい感情表現を基本とする。第二次世界大戦の戦禍を避けてヨー......

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著者: 栗栖智美 登録日: 2011/12/14

ブック・アート

本の形式をとった美術作品のこと。日本では、10世紀ごろから「絵巻物」という、絵と詞が組み合わされたアート・ブックが親しまれている。それより先に生まれた「経典」「古筆切」や、江戸時代後期に親しまれた「豆本」など、さまざまな形態の「本かつ美術品であるもの」が現在にも伝わっている。西洋では装飾写本が......

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著者: 藤田千彩 登録日: 2011/12/14

イタリアン・ポップ

1960年代のローマを中心に展開したイタリアにおけるポップ・アート的傾向。アメリカのポップ・アート、フランスのヌーヴォー・レアリスムの流れを受けた芸術家たちが、消費文化とマスメディアのイコノグラフィーを作中に導入、イメージとオブジェの新たな関係を探究。ルネサンス美術から形而上派、未来派まで、過......

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著者: 中島水緒 登録日: 2011/11/21

クボ=フトゥリズム

クボ=フトゥリズム(立体未来主義)とは、ロシア・アヴァンギャルドに含まれる潮流のひとつで、1910年代、主に美術と詩の分野で開花した芸術運動。D・ブルリューク、B・マヤコフスキーらが参加する詩人のグループ、ギレヤ派の活動がロシアにおける未来派の嚆矢となり、12年に文集『社会の趣味への平手打ち』......

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著者: 中島水緒 登録日: 2011/11/21

ヴォーティシズム

ヴォーティシズム(渦巻派)とは1910年代の半ばに興ったイギリスの芸術運動。12-14年に相次いで開催されたイタリア未来派展、およびF・T・マリネッティのロンドン来訪が急進派の若い芸術家たちを刺激し、機械の美やダイナミズムを讃美するグループの結成へとつながった。そこでは労働やダンス、戦争の一場......

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著者: 中島水緒 登録日: 2011/11/21

連続写真

運動の形態を正確に把握するために連続した複数の瞬間を撮影した写真。アメリカ在住のイギリス人、イードウィアード・マイブリッジは、1878年に「速歩する馬の4本の足がすべて同時に地面から離れる瞬間があるか」という論争の答えを出すために、競馬場に12台のカメラを等間隔に並べ、そこを走る馬がコースを横......

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著者: 小原真史 登録日: 2011/10/07

音響詩

最も広義には、他のどの側面よりも音が中心になっている詩。こうした詩は世界中で伝統的につくられていたが、前衛的な試みとして制作されだしたのは20世紀初頭である。さらに「音響詩(sound poetry/poésie sonore)」という用語がジャンルの名称として使われ始めたのは1950年代であ......

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著者: 金子智太郎 登録日: 2011/10/04

オプ・アート

「オプティカル・アート」(Optical Art)の略称。錯視や視覚の原理を利用した絵画、彫刻の一様式。その作品は平面上の幾何学的模様と色彩の操作で遠近、明滅、振動などの錯視効果をもたらし、鑑賞者の参加と知覚を前提とする点を特徴とする。オプ・アートの源流はトロンプ・ルイユ(だまし絵)の伝統に遡......

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著者: 松本晴子 登録日: 2011/08/18

 
 

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