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現代美術用語辞典 ver.2.0β版(編集中)

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ミニマリズム

1960年代の半ばから、アメリカを中心に現象した還元主義的な傾向の美術作品を表わす総称。立方体や幾何学形などの形態の採用や色彩の統一的な処理、コンポジションの排除などの傾向を持つ。イリュージョニズムを無くし、物体の直接的な現前を強めることへの志向から、三次元的(彫刻的)な表現が主流をなした。さ......

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著者: 沢山遼 登録日: 2011/07/14

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ネオ・ミニマリズム

視覚的要素を最小限にとどめたミニマリズム(ミニマル・アート)を継承し、素材やコンセプトまでも最小限に切りつめていった動きのこと。1980年代後半以降、美術や彫刻、建築やデザインなどさまざまな分野で見受けられるようになった。60年代に隆盛したコンセプチュアル・アートとも異なり、コンセプトさえも簡......

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著者: 藤田千彩 登録日: 2012/03/15

サーチ・コレクション(サーチ・ギャラリー)

広告代理店「サーチ・アンド・サーチ」(Saatchi & Saatchi)の創業者のひとりチャールズ・サーチによる、現代美術の個人コレクションおよびギャラリー。サーチは1960年代末よりミニマリズムやポップ・アートを中心にアメリカの現代美術作品を収集し、85年にロンドン郊外の倉庫を購......

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著者: 中嶋泉 登録日: 2012/03/07

「ネット・ペインティング」草間彌生

現代美術家、草間彌生が1950年代末にニューヨークで発表した絵画のスタイル、および作品シリーズの呼称。「インフィニティ・ネット(Infinity Net)」あるいは「無限の網の目」とも呼ばれる。57年にシアトルを経由してニューヨークに移住した草間は、59年、抽象表現主義作家が集まったことで知ら......

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著者: 中嶋泉 登録日: 2012/03/07

ブラッシュ・ストローク

勢いのある筆の動きのこと。大きな身振りをともなって描かれる抽象表現主義の絵画において多用されたことで知られる。抽象表現主義の絵画が、等身大以上のサイズへと展開するとともに、このような描法が顕著に試みられた。東洋の書の筆法を受容したことを窺わせるもの(F・クライン)、波打つような個々の筆触の連動......

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著者: 沢山遼 登録日: 2012/02/23

瞬時性と持続

美術批評家マイケル・フリードが論文「芸術と客体性」(1967)で提起した対概念であり、モダニズム美術とミニマル・アートを比較し、前者の優位を主張する文脈のなかで導入された。フリードの批判対象としてのミニマル・アートは、しばしば同じ構成単位が反復的に配置され、鑑賞者がそのあいだを動き回りながら経......

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著者: 池田剛介 登録日: 2012/02/16

絵画の死

19世紀初めに写真が発明されてから何度となく繰り返されてきた美術史上における絵画の衰退を言い表わす言葉。写真の発明後、理想ではなく目に見える現実を描こうとする写実主義のもと、古典絵画を解体したエドゥアール・マネや、人体や物を不動で無時間的なものと捉えてきた絵画に、運動や時間という観念を導入した......

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著者: 田中由紀子 登録日: 2012/01/31

「空虚」展

「空虚」展とは1958年に開催されたイヴ・クラインの「第一物質の状態における感性を絵画的感性へと安定させる特殊化」展の通称である。58年4月、パリのイリス・クレール・ギャラリーでのこの「空虚」展に展示されたものは、まさに空虚そのものであった。オープニング・パーティーの招待状、ギャラリー外部の窓......

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著者: 栗栖智美 登録日: 2012/01/15

ライト・アート

人工的な光や電気を使用した芸術作品の総称。20世紀初頭のバウハウスで、光による空間表現が行なわれはじめた。外側から当てられた光をガラスや金属板の面が反射しながら各部分が回転するL・モホイ=ナジの《ライト・スペース・モデュレータ》(1922-30)などがその一例である。揺れ動く光の表象は、静止し......

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著者: 沢山遼 登録日: 2011/12/29

反演劇性

批評家・美術史家マイケル・フリードが提示した批評概念。1967年に執筆された「芸術と客体性」で、フリードは、ミニマリズムの芸術を批判する目的で「演劇性」という概念を提示した。「反演劇性」とは、このテキストにおいて、「演劇性」の打破を目的とするモダニズム芸術の本質的な価値として登場するものである......

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著者: 沢山遼 登録日: 2011/12/29

ポスト・ミニマリズム

ミニマリズム以後(post)の60年代末から現われた彫刻の動向のこと。代表的な作家にエヴァ・ヘス、ブルース・ナウマン、リチャード・セラらがいる。この語の初出は、ヘスに関するロバート・ピンカス=ウィッテンの1971年の論考(「Eva Hesse: Post-Minimalism into Sub......

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著者: 沢山遼 登録日: 2011/11/21

「芸術と客体性」マイケル・フリード

1967年に『アートフォーラム』誌上で発表された、批評家マイケル・フリードの論考のタイトル。ドナルド・ジャッド、ロバート・モリス、トニー・スミスらのミニマリズムの作品が批判されており、ミニマリズムを論じる際に最も頻繁に参照される論考のひとつ。フリードはミニマリズムを「リテラリズム(直写主義)」......

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著者: 沢山遼 登録日: 2011/11/21

「芸術の非物質化」ルーシー・R・リッパード

60年代後半の「非物質化」された芸術の傾向を分析した批評家ルーシー・R・リッパードの1968年の論考。今日では、コンセプチュアル・アートを理論的に補強した同時代の代表的なテキストのひとつに数えられる。リッパードはオブジェの概念を否定するような60年代美術の非物質的な観念性を指摘し、その過程で美......

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著者: 沢山遼 登録日: 2011/10/25

システミック・ペインティング

1966年にニューヨークのグッゲンハイム美術館を会場に、ローレンス・アロウェイのキュレーションによって開催された展覧会の名称、およびその展覧会で紹介された絵画の動向。アロウェイは、B・ヘラーの企画した「新たな抽象に向かって」展(ジューイッシュ美術館、1963)やC・グリーンバーグによる「ポスト......

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著者: 沢山遼 登録日: 2011/10/25

レオ・キャステリ画廊

戦後アメリカ美術を牽引したギャラリスト/アート・ディーラーのレオ・キャステリの画廊。キャステリは1907年にイタリアのトリエステに生まれ、ミラノ大学で法律を学んだ後、銀行業に関わったが、 妻の実家である資産家シャピーラ家の援助により、39年にパリで画廊を開業した。41年に第二次大戦の戦禍を避け......

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著者: 沢山遼 登録日: 2011/10/25

「現実の芸術 アメリカ1948-1968」展

1968年ニューヨーク近代美術館で開催された、E・C・グーセンのキュレーションによる現代美術展。この展覧会は、その後パリのグラン・パレ、チューリッヒのクンストハウス、ロンドンのテート・ギャラリーを巡回した。J・ポロック、M・ロスコ、B・ニューマンらの抽象表現主義、E・ケリー、K・ノーランド、M......

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著者: 沢山遼 登録日: 2011/10/25

 
 

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