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現代美術用語辞典 ver.2.0β版(編集中)

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アーティスト・ファニチュア

もともとは19世紀のイギリス・ヴィクトリア朝時代の家具を指しており、デザイン性を高めた、作家の個性を出した、という意味でアートという言葉が形容詞として使われている。そこから派生して、デザイン、素材、技術などに作家性やオリジナリティを持つ家具、あるいはそういったコンセプトのもとで製作する作家の作......

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著者: 藤田千彩 登録日: 2012/03/15

熱い抽象/冷たい抽象

抽象絵画の傾向を幾何学的抽象と表現的抽象とにわけ、前者を「冷たい」、後者を「熱い」と対照的に特徴づける美術史・批評上の表現。この語は第二次世界大戦後のヨーロッパ、とりわけフランスで1950年代前半に多く用いられた。戦後、米国を巻き込んで国際的に広まった抽象絵画運動に際し、フランスで純粋抽象の伝......

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著者: 中嶋泉 登録日: 2012/03/07

要素主義(エレメンタリズム)

第一次世界大戦後にオランダで興った芸術運動で、デ・ステイルの基本理念となっていたピエト・モンドリアンによる新造形主義を超える理論として、グループのリーダー、テオ・ファン・ドゥースブルフが1924年に提唱した美術理論。雑誌『デ・ステイル』において主張された。垂直線と水平線、三原色(赤・黄・青)と......

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著者: 田中由紀子 登録日: 2012/01/31

ライト・アート

人工的な光や電気を使用した芸術作品の総称。20世紀初頭のバウハウスで、光による空間表現が行なわれはじめた。外側から当てられた光をガラスや金属板の面が反射しながら各部分が回転するL・モホイ=ナジの《ライト・スペース・モデュレータ》(1922-30)などがその一例である。揺れ動く光の表象は、静止し......

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著者: 沢山遼 登録日: 2011/12/29

ルートヴィヒ美術館

ルートヴィヒ美術館はドイツのケルンにある主に近代美術を扱う美術館である。美術館の建物は、隣接する黒々と空高くそびえ立つゴシック様式のケルン大聖堂とは対照的な、金属の曲面を活かした低い繰り返し構造のシルバーと赤が目を引く現代建築になっている。世界屈指の中世絵画コレクションを所有し、ドイツで最も古......

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著者: 栗栖智美 登録日: 2011/12/14

ナチス芸術

ナチスによる芸術統制において賛美された写実的で古典主義的な芸術をナチス芸術という。1930年代にヨーロッパで隆盛していた抽象美術や表現主義、バウハウスなどを「退廃芸術」と称し弾圧したナチス・ドイツは、新しいドイツを実現するために「血と土」「アーリア人第一主義」「反ユダヤ主義」のイデオロギーを体......

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著者: 栗栖智美 登録日: 2011/12/14

デ・ステイル

ピエト・モンドリアンとテオ・ファン・ドゥースブルフを中心として1917年、オランダのライデンで創刊された雑誌『デ・ステイル』とそのグループによって興った造形運動である。基本理念はモンドリアンが提唱した新造形主義(ネオ・プラスティシズム)で、従来の具象芸術に対して水平線、垂直線、直角、正方形、長......

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著者: 栗栖智美 登録日: 2011/12/14

抽象表現主義

抽象表現主義とは、1940年代後半から50年代にかけてアメリカ、特にニューヨークを中心に隆盛した芸術様式で、46年に美術批評家のロバート・コーツによって命名された。バウハウスや未来派、キュビスムの流れを汲む非具象とドイツ表現主義などの激しい感情表現を基本とする。第二次世界大戦の戦禍を避けてヨー......

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著者: 栗栖智美 登録日: 2011/12/14

色彩/色

光は物体に当たるとき、吸収、反射、通過する。その際、目に入った光を物体の表面を「色」として知覚する。色は一般的に色相、彩度、明度で表わされ、これらを「色の三属性」という。物体の形や大きさといった物自体の属性とは異なり、物体に「色」という属性がついているわけではない。色の見え方は、光の強弱、光自体の色......

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著者: 藤田千彩 登録日: 2011/12/14

「ユニバーサル・スペース/均質空間」ミース・ファン・デル・ローエ

ミース・ファン・デル・ローエが提唱した、床および天井と、最小限の柱と壁で構成される、どのような用途にも対応できる空間。ミースはバウハウスの閉鎖(1933)後、アメリカに活動の場を移すと、《バルセロナ・パヴィリオン》(1929)で実現した、水平スラブと柱、最小限の壁とガラスで構成するワンルーム型......

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著者: 有山宙 登録日: 2011/11/04

《ファンズワース邸》ミース・ファン・デル・ローエ

ミース・ファン・デル・ローエが設計し、1951年イリノイ州に完成した住宅。フォックス川に面した、広大な土地に建つ、エディス・ファンズワースという医者のために建てられた小さな週末住宅は、《バルセロナ・パヴィリオン》とともに、ミースの代表作であり、かつインターナショナル・スタイルを象徴する建築であ......

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著者: 有山宙 登録日: 2011/11/01

ダルムシュタット夏季現代音楽講習会

ドイツ南部に位置するヘッセン州の都市、ダルムシュタットで2年に1度開催される現代音楽講習会。その理念は、教師と生徒が共に学び合い、高め合うというバウハウスの教育モデルを参照している。ダルムシュタット夏季現代音楽講習会(以下、講習会)は、第二次世界大戦から間もない1946年に、批評家のW・シュタ......

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著者: 高橋智子 登録日: 2011/10/04

形而工房

1928年、建築家で東京高等工芸学校の教員だった蔵田周忠を中心に、小林登、松本政雄、豊口克平らが参加、結成したデザイン・グループ。ドイツに留学し、ドイツ工作連盟やバウハウスの影響を受けた蔵田は、家具などの室内用品の規格化による生産の合理化と、大衆への普及を目的としたデザインを目指した。日本の実......

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著者: 金相美 登録日: 2011/10/03

ウルム造形大学

1953年、当時の西ドイツにあるウルム市に設立された造形大学。20世紀ドイツを代表するグラフィックデ・ザイナー、オトル・アイヒャー(1922-91)と妻イング・ショルが、ナチスに虐殺されたイングの弟妹のための基金を設立、その基金をもとに同校を開校した。バウハウス出身のマックス・ビル(1908-......

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著者: 金相美 登録日: 2011/10/03

ホワイト・キューブ

「白い立方体」。1929年に開館したニューヨーク近代美術館(MoMA)が導入し、展示空間の代名詞として用いられる。かつては王侯貴族や宗教者が富や権力の象徴としてコレクションを邸宅内のギャラリーや宗教空間に展示したが、近代社会の到来とともにコレクター層が変化し、美術作品の社会的なあり方や作品その......

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著者: 松本晴子 登録日: 2011/10/03

 
 

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