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現代美術用語辞典 ver.2.0β版(編集中)

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シュルレアリスム

超現実主義。フランスの詩人A・ブルトンによる1924年の著作『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』(「シュルレアリスム第一宣言」)に始まる芸術運動。その影響力からすれば20世紀最大の潮流といえる。フロイトの精神分析理論に影響を受け、無意識の表面化、無意識と理性との一致を目指した。文学、美術、映画など多分......

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著者: 成相肇 登録日: 2011/07/01

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『映像の発見 アヴァンギャルドとドキュメンタリー』松本俊夫

映画監督/映像作家である松本俊夫の第一評論集であり、1963年に出版された。松本は教育映画・記録映画や企業のPR映画の制作からその活動を開始し、日本自転車振興会のPR映画である『銀輪』(1955)を実験工房のメンバーの協力を得ながら監督したことでも知られる。その後も劇映画、記録映画、実験映画、......

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著者: 阪本裕文 登録日: 2012/04/22

アンフォルメル

第二次世界大戦後、フランスを中心としたヨーロッパで興った非定形(informel)を志向した前衛芸術運動。アンフォルメルを考察する上で重要なのは、中心人物のミシェル・タピエが批評家/キュレーターであったと同時に、コレクターであったという点にある。大戦によって人間が「非定形」なまでに破壊された状......

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著者: 宮田徹也 登録日: 2012/04/22

レトリスム

レトリスムは、ルーマニアの詩人イジドール・イズーが第二次大戦直後のパリで提唱した、当時最も過激な前衛芸術運動である。意味のない音響詩や、独自の絵文字を多用したハイパーグラフィーと呼ばれる絵画・彫刻、表現手法のみならず製作制度、劇場や観客といった形式までをも解体するディスクレパン映画やパフォーマ......

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著者: 河合政之 登録日: 2012/04/22

ダダ/シュルレアリスム映画

1920-30年代のヨーロッパ圏において、ダダ/シュルレアリスムの芸術運動を背景として制作されたアヴァンギャルド映画(前衛映画)を指す。当時のアヴァンギャルド映画の諸動向のなかでも、フランスでは現実のイメージを抽象化した純粋映画(Cinéma pur)の動向が現われていた。そうしたなか、最初の......

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著者: 阪本裕文 登録日: 2012/04/22

アヴァンギャルド映画(前衛映画)

アヴァンギャルド映画(前衛映画)とは、広義には前衛的要素を持つ映画全般を指すが、狭義には1920年代のヨーロッパ圏を中心として発生し、同時代のアヴァンギャルド芸術運動と結びついた前衛的な映画を指す。「アヴァンギャルド(前衛)」という概念は軍隊用語に由来し、「後衛」に先んじて少数の「前衛」が歴史......

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著者: 阪本裕文 登録日: 2012/04/22

ケルン電子音楽スタジオ

西ドイツ放送ケルン局(Westdeutsche Rundfunk Köln)内にあった電子音楽スタジオ。WDRでは1950年初頭頃から試験放送用の発振音を用いた音楽制作の実験が始まった。1951年に作曲家、音楽学者H・アイメルトが初代所長に就任し、物理学者W・マイヤー=エプラーと音響エンジニア......

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著者: 高橋智子 登録日: 2012/04/03

ノンフィギュラティヴ

具象(Figurative)に対して、非具象、非形象を意味する。西洋絵画において「ノンフィギュラティヴ(Non-figurative)」は、具体的な対象を単純な要素に還元して表現する「抽象」と同意に用いられることも多い。しかし第二次世界大戦前から1960年代にかけて発表されてきたノンフィギュラ......

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著者: 藤田千彩 登録日: 2012/03/15

「ネット・ペインティング」草間彌生

現代美術家、草間彌生が1950年代末にニューヨークで発表した絵画のスタイル、および作品シリーズの呼称。「インフィニティ・ネット(Infinity Net)」あるいは「無限の網の目」とも呼ばれる。57年にシアトルを経由してニューヨークに移住した草間は、59年、抽象表現主義作家が集まったことで知ら......

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著者: 中嶋泉 登録日: 2012/03/07

熱い抽象/冷たい抽象

抽象絵画の傾向を幾何学的抽象と表現的抽象とにわけ、前者を「冷たい」、後者を「熱い」と対照的に特徴づける美術史・批評上の表現。この語は第二次世界大戦後のヨーロッパ、とりわけフランスで1950年代前半に多く用いられた。戦後、米国を巻き込んで国際的に広まった抽象絵画運動に際し、フランスで純粋抽象の伝......

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著者: 中嶋泉 登録日: 2012/03/07

オートマティスム/オートマティズム

1920年代にシュルレアリストが提示した芸術的手法および創作理念で、「自動記述」、「自動現象」などと訳される。24年の「シュルレアリスム宣言」でアンドレ・ブルトンはこの方法を「理性によって行使されるどんな統制もなく、美学上ないし道徳上のどんな気づかいからもはなれた思考の書き取り」とした。オート......

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著者: 中嶋泉 登録日: 2012/03/07

コブラ

1948年から51年までオランダやベルギーを中心に活動した芸術家集団。グループ名はメンバーの出身都市、コペンハーゲン、ブリュッセル、アムステルダムの頭文字から作られた。コブラは、オランダの「レフレックス」やデンマークの「ホスト」といったグループが合流して形成され、オランダのカレル・アペル、デン......

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著者: 中嶋泉 登録日: 2012/03/07

アーティスツ・インターナショナル・アソシエーション

デザイナーやイラストレーターも含めた美術家の政治的・社会的な連携を目的として、ロンドンで1933年に結成され、71年まで活動を継続した団体。政治的緊張、反ファシズム闘争、反戦運動の高まりとともに、C・ロウ、M・ブラックら6人によって結成が合意された。彼らは、「ソ連の帝国主義的侵略、ファシズム、......

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著者: 沢山遼 登録日: 2012/02/23

パピエ・コレ

フランス語で「貼りつけられた紙」を意味し、紙片(新聞紙・雑誌や包装紙、壁紙など)、木片、写真などをキャンヴァスなどにのりで貼りつけたり、ピンで留めたりする技法、およびそれによって作成されたコラージュ作品のこと。この起源は、ジョルジュ・ブラックやパブロ・ピカソによるキュビスムにある。「分析的キュ......

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著者: 小野寛子 登録日: 2012/02/16

ファウンド・オブジェ

「見出された対象」。端的に言えば、いちど何らかの目的のもとに使用された「物」のことであり、より限定的に言えば、そのなかでも芸術作品を構成する要素として流用・転用された「物」を意味する。「ファウンド」という英語と「オブジェ」という仏語の奇妙な接合が示唆するように、この言葉はダダやシュルレアリスム......

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著者: 星野太 登録日: 2012/02/08

ミクスト・メディア

基本的には二種類以上の素材・技法の組み合わせにより構成されたアート作品に対して用いられる語で、往々にして作品キャプションなどの素材表記に使用される。事後的な定義ではあるが、適用範囲は20世紀以降で、最初のミクスト・メディア作品は1912年頃のピカソやブラックのコラージュを用いたキュビスム絵画と......

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著者: 長チノリ 登録日: 2012/01/31

 
 

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