“マルセル・デュシャン(Marcel Duchamp)”で検索
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ライト・コーン
パリに拠点を置く実験映画の上映、保存、配給を目的とする非営利団体。ヤン・ビューファスとマイルス・マッケインによって1982年に設立された。配給作品の多くは、8ミリ、16ミリ、35ミリといったフィルム作品であるが、ヴィデオ作品、エクスパンディット・シネマ作品も配給する。2012年現在、3,000......
著者: 西川智也 登録日: 2012/04/22
ダダ/シュルレアリスム映画
1920-30年代のヨーロッパ圏において、ダダ/シュルレアリスムの芸術運動を背景として制作されたアヴァンギャルド映画(前衛映画)を指す。当時のアヴァンギャルド映画の諸動向のなかでも、フランスでは現実のイメージを抽象化した純粋映画(Cinéma pur)の動向が現われていた。そうしたなか、最初の......
著者: 阪本裕文 登録日: 2012/04/22
アヴァンギャルド映画(前衛映画)
アヴァンギャルド映画(前衛映画)とは、広義には前衛的要素を持つ映画全般を指すが、狭義には1920年代のヨーロッパ圏を中心として発生し、同時代のアヴァンギャルド芸術運動と結びついた前衛的な映画を指す。「アヴァンギャルド(前衛)」という概念は軍隊用語に由来し、「後衛」に先んじて少数の「前衛」が歴史......
著者: 阪本裕文 登録日: 2012/04/22
アーモリー・ショー(国際近代美術展)
1913年にアメリカで行なわれた、大規模な近代美術の展覧会。正式名称は「国際近代美術展」(The International Exhibition of Modern Art)だが、ニューヨーク、マンハッタンにあった兵器庫(armory)で開催されたためこの名称で呼ばれる。その後、規模を縮小し......
著者: 中嶋泉 登録日: 2012/03/07
転換子
言語学で用いられる「shifter」の訳語。言語学者のR・ヤーコブソンによって広く知れ渡った概念であり、それ自体としては空虚で、文脈によってその意味内容を変化させる言語記号が「転換子(シフター)」と呼ばれる。例えば「この」椅子、「あの」テーブルといった代名詞(this, that)や、「わたし......
著者: 星野太 登録日: 2012/02/08
ファウンド・オブジェ
「見出された対象」。端的に言えば、いちど何らかの目的のもとに使用された「物」のことであり、より限定的に言えば、そのなかでも芸術作品を構成する要素として流用・転用された「物」を意味する。「ファウンド」という英語と「オブジェ」という仏語の奇妙な接合が示唆するように、この言葉はダダやシュルレアリスム......
著者: 星野太 登録日: 2012/02/08
オルフィスム
1910年代のフランス・パリでキュビスムから分派した芸術運動。12年、ラ・ボエシー画廊における「セクシオン・ドール(黄金分割)」展を実見した詩人のG・アポリネールは、新しい芸術家の台頭を予感させる運動として、キュビスムを四つのカテゴリーに分類。そのうちのひとつを「オルフィック・キュビスム(オル......
著者: 中島水緒 登録日: 2012/01/31
署名
制作者が自作に付した作者名、すなわちサインのこと。作品が完成した際、作品全体の調和を損なわないように添えられる場合が多い。ある作品を特定の制作者に帰属させるための端的な情報、もしくは制作者を推定するための判断材料のひとつであり、美術市場における流通や美術史研究において重要な意味を持ち、ときに争......
著者: 中島水緒 登録日: 2012/01/31
絵画の死
19世紀初めに写真が発明されてから何度となく繰り返されてきた美術史上における絵画の衰退を言い表わす言葉。写真の発明後、理想ではなく目に見える現実を描こうとする写実主義のもと、古典絵画を解体したエドゥアール・マネや、人体や物を不動で無時間的なものと捉えてきた絵画に、運動や時間という観念を導入した......
著者: 田中由紀子 登録日: 2012/01/31
チャンス・オペレーション
アメリカの音楽家、J・ケージが1950年代初頭に考案し、実験音楽家らによって活用された、偶然を利用してスコアを作成する手法。「偶然性の音楽」のひとつのヴァリエーションである。コインと8×8のチャートを使用したケージの《易の音楽》(1951)が、この手法を全面的に導入した最初の作品とされる。8×......
著者: 金子智太郎 登録日: 2012/01/25
ブック・アート
本の形式をとった美術作品のこと。日本では、10世紀ごろから「絵巻物」という、絵と詞が組み合わされたアート・ブックが親しまれている。それより先に生まれた「経典」「古筆切」や、江戸時代後期に親しまれた「豆本」など、さまざまな形態の「本かつ美術品であるもの」が現在にも伝わっている。西洋では装飾写本が......
著者: 藤田千彩 登録日: 2011/12/14
「サウンディングス」展
ニューヨークのニューバーガー美術館で、1981年9月20日から12月23日に行なわれた、広く音に関連のある芸術作品を展示・紹介した展覧会。この展覧会が重要なのは、音を使った芸術をテーマとした展覧会として最初期のものであり、80年代以降に多く開かれた同主題の展覧会の嚆矢となったからである。会場は......
著者: 中川克志 登録日: 2011/11/04
《養老天命反転地》荒川修作、マドリン・ギンズ
岐阜県養老町にある美術家の荒川修作とパートナーで詩人のマドリン・ギンズによる《養老天命反転地》(1995)は、メイン・パヴィリオンである「極限で似るものの家」とすり鉢状の「楕円形のフィールド」、それらを結ぶ「死なないための道」からなる公園施設である。「極限で似るものの家」の内部では、壁や天井、......
著者: 有山宙 登録日: 2011/11/04
インストラクション・アート
鑑賞者への「指示(instruction)」をその中核とするタイプの芸術作品の総称。何を「インストラクション」として定めるかというその範囲にもよるが、言葉によるインストラクションをもっとも積極的に用いたのはフルクサス周辺のアーティストたちである。その代表例としてはオノ・ヨーコの《インストラクシ......
著者: 星野太 登録日: 2011/11/01
「芸術の非物質化」ルーシー・R・リッパード
60年代後半の「非物質化」された芸術の傾向を分析した批評家ルーシー・R・リッパードの1968年の論考。今日では、コンセプチュアル・アートを理論的に補強した同時代の代表的なテキストのひとつに数えられる。リッパードはオブジェの概念を否定するような60年代美術の非物質的な観念性を指摘し、その過程で美......
著者: 沢山遼 登録日: 2011/10/25
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