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現代美術用語辞典 ver.2.0β版(編集中)

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アンフォルメル

第二次世界大戦後、フランスを中心としたヨーロッパで興った非定形(informel)を志向した前衛芸術運動。アンフォルメルを考察する上で重要なのは、中心人物のミシェル・タピエが批評家/キュレーターであったと同時に、コレクターであったという点にある。大戦によって人間が「非定形」なまでに破壊された状......

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著者: 宮田徹也 登録日: 2012/04/22

アート・ステューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨーク

アート・ステューデンツ・リーグは、1875年に国立デザイン学校(National Academy of Design)のアーティストたちによって、ニューヨークにつくられた学校および美術家組織である。創立当時、アートシーンの中心はまだヨーロッパであり、アメリカは何万人もの移民がヨーロッパ各地から......

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著者: 藤田千彩 登録日: 2012/03/15

熱い抽象/冷たい抽象

抽象絵画の傾向を幾何学的抽象と表現的抽象とにわけ、前者を「冷たい」、後者を「熱い」と対照的に特徴づける美術史・批評上の表現。この語は第二次世界大戦後のヨーロッパ、とりわけフランスで1950年代前半に多く用いられた。戦後、米国を巻き込んで国際的に広まった抽象絵画運動に際し、フランスで純粋抽象の伝......

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著者: 中嶋泉 登録日: 2012/03/07

オートマティスム/オートマティズム

1920年代にシュルレアリストが提示した芸術的手法および創作理念で、「自動記述」、「自動現象」などと訳される。24年の「シュルレアリスム宣言」でアンドレ・ブルトンはこの方法を「理性によって行使されるどんな統制もなく、美学上ないし道徳上のどんな気づかいからもはなれた思考の書き取り」とした。オート......

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著者: 中嶋泉 登録日: 2012/03/07

絵画の死

19世紀初めに写真が発明されてから何度となく繰り返されてきた美術史上における絵画の衰退を言い表わす言葉。写真の発明後、理想ではなく目に見える現実を描こうとする写実主義のもと、古典絵画を解体したエドゥアール・マネや、人体や物を不動で無時間的なものと捉えてきた絵画に、運動や時間という観念を導入した......

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著者: 田中由紀子 登録日: 2012/01/31

水平性

絵画的な表象空間が前提とする垂直性に対するオルタナティヴな批評概念として、批評家ロザリンド・E・クラウスが提起した用語。『アヴァンギャルドのオリジナリティと他のモダニズムの神話』(1985、邦題=『オリジナリティと反復』)で本格的に展開された。クラウスはポロックのポード絵画とジャコメッティの1......

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著者: 沢山遼 登録日: 2011/12/29

ホワイトチャペル・ギャラリー

ロンドン東部に位置する公営のアート・ギャラリー。1901年の開館以来、英国の近現代美術を牽引しつづける代表的なギャラリーである。1938年にはスペイン内戦に反対する展覧会においてピカソの《ゲルニカ》を英国で初めて展示し、50年代から60年代にかけてはジャクソン・ポロック、マーク・ロスコらアメリ......

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著者: 星野太 登録日: 2011/12/14

抽象表現主義

抽象表現主義とは、1940年代後半から50年代にかけてアメリカ、特にニューヨークを中心に隆盛した芸術様式で、46年に美術批評家のロバート・コーツによって命名された。バウハウスや未来派、キュビスムの流れを汲む非具象とドイツ表現主義などの激しい感情表現を基本とする。第二次世界大戦の戦禍を避けてヨー......

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著者: 栗栖智美 登録日: 2011/12/14

「アンフォルメル以後」宮川淳

1963年に発表された美術評論家、宮川淳による評論で、アンフォルメルが沈静化し、ネオ・ダダや反芸術といった動向が台頭しはじめた状況をどう見るべきかが論述されている。アンフォルメル絵画の登場について「今日ほど根源的な問い直しが求められているときはない」とし、その根源的な問い直しを「抽象の行きづま......

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著者: 田中由紀子 登録日: 2011/12/02

ポスト・ミニマリズム

ミニマリズム以後(post)の60年代末から現われた彫刻の動向のこと。代表的な作家にエヴァ・ヘス、ブルース・ナウマン、リチャード・セラらがいる。この語の初出は、ヘスに関するロバート・ピンカス=ウィッテンの1971年の論考(「Eva Hesse: Post-Minimalism into Sub......

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著者: 沢山遼 登録日: 2011/11/21

『建築の解体 1968年の建築情況』磯崎新

1975年に美術出版社から刊行された建築家・磯崎新による書籍のタイトル。内容は磯崎が雑誌『美術手帖』に寄せた連載をまとめたもの(1969年12月-73年11月、全10回)。書籍タイトルは連載記事タイトルに同じであり、当時編集長であった宮澤壮佳による。近代建築を前提とした既成の建築概念が解体し多......

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著者: 松原慈 登録日: 2011/11/01

平面性

絵画の二次元的性質を規定する物質的条件のこと。古くは1890年に、モーリス・ドニが絵画とは「本質的には平面を、ある秩序のもとに集めた色彩で覆うこと」であると宣言した。それは、視覚的光景の心理的な投影としての自然主義的絵画観とは異なる物質的生産物としての唯物論的絵画観の表明である。だが、平面性の......

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著者: 沢山遼 登録日: 2011/10/25

「現実の芸術 アメリカ1948-1968」展

1968年ニューヨーク近代美術館で開催された、E・C・グーセンのキュレーションによる現代美術展。この展覧会は、その後パリのグラン・パレ、チューリッヒのクンストハウス、ロンドンのテート・ギャラリーを巡回した。J・ポロック、M・ロスコ、B・ニューマンらの抽象表現主義、E・ケリー、K・ノーランド、M......

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著者: 沢山遼 登録日: 2011/10/25

ドリッピング/ポーリング

ジャクソン・ポロックのオールオーヴァーの絵画に用いられた技法。床に広げた支持体に筆やスティックに付着させた液状の顔料を飛散させて描く手法のこと。この技法においては、通常の絵画のように筆と支持体とが直接触れ合うことはなく、手首のスナップや腕のスイングを効かせ、顔料が空中に放たれるようにして支持体に定着......

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著者: 沢山遼 登録日: 2011/08/01

カット・アウト

ジャクソン・ポロックがオールオーヴァーの絵画を手がけたのとほぼ同時期の1948年から50年にかけて制作された、支持体の一部を切り抜いた作品シリーズのこと。大原美術館所蔵の《カット・アウト》(1948〜58頃)をはじめ、《アウト・オブ・ザ・ウェブ:ナンバー7、1949》(1949)など計6点が存......

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著者: 沢山遼 登録日: 2011/08/01

 
 

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