artscape BLOG 2:アート日報でタグ「国際芸術センター青森」が付けられているもの

ちょっとアーティスト・イン・レジデンスというシステムについて考えてみたいと思います。
この15年くらいで、様々なタイプの滞在制作が本当に色んな場所で実施されていると思うのですが、アーティスト・イン・レジデンスという制度として地方自治体が取り入れたものを、特に公募型のレジデンスに着目して3つのアートセンターの例を挙げながらその現状を紹介します。

trans_20092010_main_img_1.jpg←秋吉台国際芸術村で3月6日よりスタートするレジデンス展フライヤー

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。もう1月も後半になってしまいましたが、今年初投稿です。

00_0119title.jpgACACでは1〜3月にかけて『空間知覚』というテーマでワークショップをベースにした参加型プロジェクトを展開中です。1月9日、10日にその第1弾となる銅版画&豆本制作のワークショップ「小さな空間」をを実施しました。青森は棟方志功の生誕の地でもあり、版画が盛んなんですよね。こちらのワークショップの詳細はACACのブログにて報告しておりますので、そちらをご参照ください。
当該記事はこちら>>http://acacaomori.exblog.jp/13458720/
ものづくりのワークショップって面白いんだけど、つくることに夢中になってしまって、考えたり鑑賞したりする時間が意外ととれなかったりして、その辺のバランスはなかなか難しいです。

そして、先週末には東京よりアーティストの奥村雄樹さんをお招きし、「くうそうかいぼうがく(青森編)」というワークショップ&展覧会を開催しました。というか、展覧会は本日スタートしたところです。

このプロジェクトは一貫して身体に興味を持って作品を制作してきた奥村さんが、からだのなかについて自分だけでなく他人はどんなふうに考えているのか、あるいは想像するのだろうかという興味を探求し作品化しようと試みたものです。

具体的には、人体解剖図などをみたことがないであろう7歳以下の幼い子供たちに集まってもらって、簡単な導入のお話をし、その後画用紙に自分の体内を想像して絵を描いてもらいます。そして、子供たちが描いた絵とワークショップの様子をドキュメントした映像や写真を編集して、奥村さんがインスタレーションとして再構成します。

【プロジェクト概要】
講師:奥村雄樹(美術家/東京)
〔ワークショップ 01〕 国際芸術センター青森ギャラリーB
2010年1月15日(金) 10:00-11:30 原別保育園のこどもたちと
〔ワークショップ 02〕 空間実験室
2010年1月16日(土) 13:30-15:00 あおもりのこどもたちと
〔奥村雄樹レクチャー〕 空間実験室
2010年1月16日(土) 15:30-16:30 アーティスト自身による活動紹介

〔展覧会〕
「くうそうかいぼうがく(青森編)」奥村雄樹とこどもたち
2010年1月19日(火)−2月14日(日) 10:00-18:00
青森公立大学 国際芸術センター青森 ギャラリーB 


ワークショップの流れを以下写真とともにご説明します。
引き続き12月の回想録です。

12/26 MACの年末企画Re-Fort PROJECT vol.5公開合宿スタート!Re-Fort のメンバーである下道基行、中崎透、山城大督らが各地より青森に集結。残念ながら会田大也くんは仕事の都合で参加できずでした。Re-Fort PROJECT vol.5のメンバーは北から青森、水戸、大垣、大阪、山口とそれぞれ拠点がバラバラで、こういう機会を設けないとなかなか集まって作業や議論をすることができないため、今回は合宿でガツンとこの先のことを決定し作業もすすめてしまおうということで青森に集合しました。
これは真夏の山口で下道基行をリーダーに実施したプロジェクトをさらに発展させるための合宿です。Re-Fortの詳細は過去の会田くんのログを見ていただければよくわかるかと思います。
Re-Fort 5では結果的に11台のマルチモニターによる映像インスタレーションとして作品を公開したのですが、今回の合宿ではこの映像を1本にまとめてDVD化を実現するために青森に集結しました。前回は9月に大阪で合宿をして役割分担を決めスケジュールを立て、それに沿って今回の青森MAC合宿で一気にプロジェクトを推進しようという流れになっています。
さらにこの青森合宿にはもうひとつの目的もあります。今回のRe-Fort PROJECT vol.5にはNadegata Instant Partyの中崎透と山城大督もメンバーに入っており、来年度ACACの企画に参加する予定の彼らの現地下見と地元へのプレゼンテーションの機会を設け、来年への下地を固めることも大きなテ要素となっています。
まずは夜6時より空間実験室をお借りして、プレゼン第1弾。地元で作家活動をしている人やマネジメントなどをしている若い人、あるいは空間実験室の参加者などが主な対象です。ナデガタのこれまでのプロジェクトを結成時から丁寧に紹介。そして来年の青森でのプロジェクトの企画案の発表!30分でという話だったのに、結局2時間の大プレゼントとなりました。見ている人もみんないい集中力で実りある会になったと思います。ちなみにこのプレゼンの模様はUSTREAMでライブ中継されました。そしてその後はRe-Fortの会議も実施。

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こんにちは。
12月のオープン以来おかげさまでMidori Art Center (MAC)は来客も多く超大忙しです。ついでにACACの仕事の方もかなり予定が詰まっていて、なかなか大変です。ここ最近ほんとうにびっくりするほど忙しくて、まったくブログのアップができていませんでした。申し訳ないです。
ついに大晦日になってしまって、僕は今名古屋にいます。なんとか年内にひとつは記事をアップしたいと思っていたので、今年の締めということでMACオープン直前からの12月の3週間程度を日記的に回想してみます。

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12/11 青森県立美術館と十和田市現代美術館にてラブラブショーというグループ展の内覧会に
ACACのレジデンスアーティストともに参加しました。 アーティス トとアーティストが出会う、アーティストと建築が出会う、美術館と美術館が出会うetc.て感じの現代美術展です。新作も結構あります。どの展示も非常に ゆったりした空間が与えられており、なかなかいい展覧会でした。ただ、コラボレーションとしてガッツリ新作を制作したのは奥村雄樹×曽我部恵一のチームの みという印象です。多くのカップリングでは、既に片方の作家が存命していなかったりで、どちらかというと作家から作家へのオマージュ的なものが多かったで す。例えば、松村泰三さんの立石大河亞さんに対するものだったり、伊藤隆介さんの岡崎京子さんに対するものだったり。あるいは菊池敦己さんと斎藤義重さん のように、ある作家の要素をもう一人の作家が抽出して読み込んで、それを再構築したりというものもありました。
爽快さと粘着性を兼ね備えた奥村×曽我部さんの作品、伊藤隆介さんが拡張したミニチュア空間、そして桑原弘明さんの小さな箱の中の精妙でリアルな光などが、個人的には印象に残っています。
まだ十和田の方は行ってないけど、素敵な展覧会でお勧めです。是非冬の青森へ見に来てください。

091211lovelove.jpg↑ラブラブショーです。



遊戯室訪問の翌日、水戸芸術館で開催中の『現代美術も楽勝よ。』展に行ってきました。この展覧会には、個人的にもすごく付き合いのあるnadegata instant party(中崎透+山城大督+野田智子)(以下ナデガタ)が参加しており、彼らがどんなプロジェクトを展開したのか非常に注目していました。
展覧会詳細は下記ウェブサイトを参照
http://www.arttowermito.or.jp/art/modules/tinyd0/index.php?id=9

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みなさま、こんにちは。
本日よりとりあえずは約一ヶ月間、放浪生活をこのブログで綴らせていただきます服部浩之といいます。
まずはなぜそんな放浪が始まってしまったのかを簡単に説明したいと思います。

プロフィールにも書いた通り、この9月から国際芸術センター青森(ACAC)というアートセンターで働き始めました。その前日の8月31日までは本州の反対側山口県で働いてました。急遽2,000kmもの移動をすることになり、ほとんど準備もしないままなんとか青森にたどり着き、9月1日から家もない状態で仕事を開始しました。住所不定なので保険にも加入できていません。それでもなんとか仕事はしています。

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acac_lounge.jpg↑ACACです。(上;外観、下;ライブラリー)  建築は安藤忠雄さんの設計です。


ちなみに僕の荷物は、このblogにも現在執筆中の山口情報芸術センター(YCAM)会田大也氏とシェアしながら運営しているMaemachi Art Center(MAC)にいまだ放置したままです。

ということで、9月は山口と青森で二重生活を続け、これからいろんな用事がある東京・大阪をはじめ国内各地を巡りながら青森と山口を行き来しつつ、最終的に青森に完全移動しようと計画しています。
そこで、せっかくならその途上で訪れる各地のアートプロジェクトやそれを運営している人々、あるいはそれぞれの地で面白い活動をしている人々を訪れつつ、そのリポートをこのblogでアップしていこうということになりました。

ちなみにこれまで僕は公私でアーティスト・イン・レジデンスといって、アーティストがある土地に滞在して作品の制作や地域での交流などを進めていくプロジェクトを中心に、主にアーティストの制作活動をフォローしてきました。ですので、こういう活動を展開している様々な団体や個人なども是非訪問したいと思っています。面白い情報がありましたら、是非提供お願いします。

【暫定的な放浪予定】
*日程などは適宜更新されていきます。
~9月10日 青森で働きつつ、おとなしく素敵な住居探し
9月11日 まずは関東へ移動、東京に滞在
9月12日 水戸へ移動、夜には軽井沢へ
9月13日 軽井沢から東京へ
9月14日 東京
しばらくは未定
9月22日 大阪から広島のどこかへ
~9月26日まで 関西に滞在
9月26~27日 四国経由で山口へ
9月28日~ 山口に滞在中のアーティスト狩野哲郎、三宅航太郎、蛇谷りえのレジデンスプロジェクトのサポートをしつつ、山口で青森移動への準備
10月初旬に山口から車で徐々に青森まで移動

現在のところざっとこんな感じの予定です。
日々の移動の情報はtwitterでつぶやいていこうかと思います。
お近くの方は是非お声かけを。
twitter account ; htrhrykです。

それでは、これから約一ヶ月間どうぞよろしくお願いいたします。

次回は現在青森で住所不定の僕がレジデンスさせてもらっている場所のことを書いてみます。そこは、これまでにも青森を訪れた様々なアーティストたちが滞在している場所です。すごく面白いところですので、ご期待ください。


CIMG1495.JPG明日のイベントの準備作業に追われるナデガタインスタントパーティの現場を見に旧赤坂小学校へ。

体育館の舞台を着々と転換している。

ネットで集まったずぶの素人が当日だけの練習で夜からダンス公演をおこなう。それがあすこの場で繰り広げられると思うとワクワクする。勝手に成功が見えたので安心する。

横トリイベントがあるために、こちらに来られないのがなんとも残念!

 

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