artscape BLOG 2:アート日報でタグ「ひびのこづえ」が付けられているもの

9月の1週目

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といっても今日はすでに2週目を終えた週末。
8月31日 
カフェ・イン・水戸の会場となる旧大和薬局の大掃除。以前入れた砂利を土嚢袋にして150個袋詰めする。

はぁ。

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おととい=
「日常の喜び」のために、ガイ・ベンナーの映像作品の字幕の扱いについて打ち合わせ。
児玉画廊に、半田くんの新作を見に行く。意味はよくわからないのは前からかわらないが、意味はさておき楽しい気持ちにさせてくれる作品。
「日常の喜び」のために、梅佳代さんと展示の打ち合わせ。
そのあと、「カフェ・イン・水戸2008」の関連事業として、てぬぐいをデザインしていただくことになったひびのこづえさんと打ち合わせ。
その後、ある展覧会のオープニングに顔を出し、日比野さんと合流して、おいしい韓国料理をいただく。

きのう=
藤浩志さんが来水。
「カフェ・イン・水戸2008」では関連事業として、藤さんが2000年から展開し、たくさんの人がかかわることで有機的に進化してきた<かえっこ>について、関係者と興味のあるひとびとがあつまってじっくり話をする初めての機会をつくる。その名はずばり「かえっこフォーラム2008」。11月8日、9日の両日。(要申込)
その傍らで、藤さんの<かえっこ>のつぎの展開となる<かえっこ屋>もオープン!
<かえっこごっこ>もするし、館内では同時期の「日常の喜び」で<かえっこ>であまったおもちゃのパーツを素材にしてインスタレーションも展示。
水戸の11月は藤さん盛りだくさん月間。

ところで、まことくんの描いた大きなクラゲの絵は絶妙だったなぁ。

きょう=
朝から内部や作家との会議の連続。

ガイ・ベンナーの映像作品の字幕チェックを入れていて、やっぱりおもしろすぎてまた笑ってしまう。「日常の喜び」はガイを日本の美術館がまとめて紹介する初めての機会。この機に、オープニングイベントとしてガイにトークをしてもらうことに。今から楽しみ。

森田浩彰さんが、「日常の喜び」のための新作撮影続行のために来水。これで何度めかわからないほどに森田さんは今回を機に水戸に来ている。スズメバチにさされないように気をつけてくださいね。
明日は、新作のサンプルを見せてもらえる。

中村政人さんも打ち合わせで来水。少し街を歩いた後、みんなではやめの夕食を水戸自慢のお店でとる。

そんななか、内部では来年度の企画のつめをせねば、ということになり、いったいぜんたいいつやればいいんだ?と心のなかで叫ぶ。
金沢21世紀美術館で、日比野克彦アートプロジェクト「ホーム→アンド←アウェー」方式 meets NODA [But-a-I]が開催中。

8月22日にレセプションがあった。

レセプションの日は、金沢での5日間のワークショップの最終日。
展示室には、檜丸材でステージと観客席が組まれ、仮設の劇場に。
そこは、野田秀樹さんのビジバシの演出指導の声が飛ぶ、即興演劇の練習場と化していた。

これは、美術館? ワークショップ? はたまた稽古場?
越境的な位置づけがいまの自分の興味にぴったりあった。

日比野さんの紐の刺繍の新作も見れて大満足。

水戸に帰ってきた翌日。今度は日比野さんが来水。秋の展覧会の打ち合わせ。
ひびのこづえさんも来水され、秋の展覧会関連事業について打ち合わせ。

8月の3週目

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週の前半、水戸でカフェイン水戸や日常の喜び関連の会議。週の後半は日比野克彦。
8月22日
金沢入りし、日比野克彦アートプロジェクト 「ホーム→アンド←アウェー」方式 meets NODA
[But-a-I]
の公開ワークショップを見る。
多摩美・金沢美大・芸大の学生が70~80人の規模で参加する夏期集中のワークショップの最終日。
最後の最後の通しの30分。まさにNODAマジック。居合わせることのできた幸せを久しぶりに味わう。
写真はその後のプレス用のトーク挨拶時風景
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日比野さん左脇の毛糸の線。客席からはこのように見える。で、舞台に上がって回り込んでみる。
なんと作品。指示をもらいつつ、これらの作品を見ている風景が、自然と舞台で演じているように見える効果をねらってのこと。工房に寄ると、毛糸による朝顔の種のシリーズがあった。いろいろと仕事をしている。そういえば、会場で久しぶりに日比野克彦の下期の予定がわかるカレンダーをもらった。
莇平の収穫祭は10月26日。水戸でのプログラムがあり出かけられない。(しかたない。)
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今日は、東京で展覧会調査。
昨夏の、当館での展覧会「ひびのこづえの品品ーたしひきのあんばい」でお世話になったひびのこづえさん。

こづえさんの展覧会が六本木のMITATEであったので行ってきた。
使用済みの衣装を流用して、こづえさんがコラージュしてリメイクしたワンピースがとてもかわいくて購買欲をそそられたが、10万を超えるその値に断念。。。

TAKE NINAGAWAで開催中の大竹伸朗展を見に行く。
新作のコラージュに、春にニューヨークのNew Museumで見たUnmonumental展を思い出し、
まだ欧米では認知度が低い大竹さんが、期せずしてアメリカの現代美術のひとつの動向とシンクロしているのではという印象を受ける。
オフィス内に展示されていた大竹さんの過去の作品にとくにパワーを感じた。

天井からつられた浮いた台のうえにマケットが載せられて、床ともうひとつ、空間内にレベル(水平地)がつくられたような展示方法がおもしろい。
青木さんのひとつの案件に対する試行錯誤の思考のながれがていねいになぞられた内容で興味深かった。
ただ、自分が建築の縮小されたマケットを読み取り、頭のなかで1:1大へ拡大して想像をふくらませる作業になれていないため、途中からはマケットよりもむしろ青木さんのテキストを楽しむ。

ふと森美術館で開催されていたル・コルビュジエ展のときの音声ガイドを思い出した。
音声ガイドなしで展覧会を見た1巡目。
音声ガイドつきで見た2巡目。
建築マケットや図面の鑑賞に慣れていない自分にとっては、音声ガイドが展覧会のおもしろさを倍増させ、コルビュジエの特徴やこだわりなどをよりよく体感するのに役立った。
とくに美術でない領域の展覧会を構成する際に、音声ガイドの有用性の高さを実感した。

となると。。。美術になれていない鑑賞者にとっては美術展でも音声ガイドがあった方がよいのか、と自問。
美術については、たとえばトーカーが来場者といっしょに展覧会をまわりながら対話して楽しむという鑑賞は作品が多角的に見れて有意義だ。
でも、音声ガイドとなると対話ではなくて「情報を与える」という一方向性の機能に集約しがち。そこにすこしひっかかりを感じる。
すでに「歴史」になり、立場が確立した作家の展覧会には、情報提供という機能は有用だけれど、現代美術の、とくに「これから」の作家に対しては、見る人が自 由に楽しめるのがいちばんと思う。そういう意味では、現代美術に限っていえば音声ガイドは「必須」ツールではないかな、というのが現時点での答え。

そういえば、昨夏の「ひびのこづえの品品ーたしひきのあんばい」展で、当館ではじめての音声ガイドを私が担当として制作した。
建築ではもちろんないが、美術という領域にはすっぽり入らない、こづえさんの活動のなかでも新境地だった、メーカーとの協同制作に焦点をあてた展覧会。
ここでは、こづえさんの独特の企業との協同のとりかたなどがかいま見れるような、音声ガイドを脚本。原案者であるこづえさんの声、それを商品におとしこむメーカー側担当者の声を紹介した。
休眠していたモリチャンネルが装いも新たに再始動。
アートスケープは、今、フルモデルチェンジの準備中だ。デザインはもちろん、更新作業用のプログラム開発も始まっている。11月から12月には新しいデザインのアートスケープを、お披露目することができると思う。

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