竹久侑の最近のブログ記事


みなさま、お久しぶりです(?)

2月末まで書いていいと編集者さんからお達しがあったので、再投稿です。

リフレクション展の展覧会風景の動画が本展ウェブサイトにアップされました!
ぜひのぞいてみてください。

トップページ右上部分の「展覧会風景公開!」をクリックしてください。


本展サイトへのブログ投稿もちょくちょくしていますが、
今さら展覧会準備のリバウンドが地味に出て来ていて、
なんだかいまいちスキッとしない今日このごろです。

3日前、無事、リフレクション展がオープンしました!

オープンには地元からも東京からも友人、知人、お世話になった方々が駆けつけて下さり、
本当にありがとうございました。

オープニング・イベントの「さわひらき×テニスコーツ」も
100名を超すオーディエンスのもと、
さやさんの心地よい声とハーモニカ、キーボード
そして植野さんのアコースティックギター、エレキギターが
さわさんの映像をバックに演奏され、
ギャラリースペースが、音によって活性化され、息づきました。

生の音、そこに人がいるという生の感覚によって、
空間が、展示だけでは不可能なダイナミズムを得た時がつくりだされました。

美術館やギャラリーが
もっとさまざまな人びとが行き交い、
生きた場になることを望む者にとっては
目頭が熱くなる瞬間がありました。

レセプション、2次会、3次会(@キワマリ荘)とも盛況で、
ようやくアーティストとも仕事以外のことを話せる機会をもつことができました。
キワマリ荘の五嶋さん、遊戯室の中崎くん、AFAの寺ちゃん、
3次会をさせてくれて本当にどうもありがとう!

翌日の日曜日は、
つもりつもった睡眠不足などでへろへろ。

今日は、朝から展示風景の記録撮影です。

さぁ、これからは、リフレクション展のカタログ制作と
それから来年の企画に向けて、急ピッチで企画をつめていきます。

さて、このブログ、リフレクション展が開くまで、ということになっていました。
なので、展覧会が開いたので、もう降板ですかね? 齋藤さん。

ということで、読んで下さった皆様どうもありがとうございました。

今後は、リフレクション展専用ウェブサイトのブログに投稿していきますので、
そちらの方をぜひたまにのぞいてみてください。


本日は展覧会オープン前日。

通常どおり、14時からプレス向け内覧会。
16:30 監視スタッフ説明会
18:00 ボランティアトーカーさん直前勉強会

と、連続で3本展覧会ツアーを行う日です。
それぞれ1時間枠の予定なのですが、
一つ一つ話していくと普通に1時間30分くらいかかり、
気付いたら3時間立ちっぱなし&しゃべりっぱなしの状態で、
のどはからから、足もへとへと、ビールが恋しくなる。。。

今回は通常の3本展覧会ツアーに加えて、
関連企画「放送部!」の、明日の作家インタビューを控えた打合せと準備
(といっても今日は五嶋さんと本間さんにおんぶにだっこさせてもらいました・・・)、
初日オープニングイベントとして行うライブパフォーマンス「さわひらき×テニスコーツ」の
現場確認や打合せがありました。

そして監視スタッフの配置について打合せ、
明日のイベントに関する館内掲示のレイアウト確認、
機材の稼働の仕方の確認などなど・・・細かい確認・打合せがつづく。。。

途中でテニスコーツがさわさんの映像にあわせて音出しをしている場に立ち会い、
それがとても心地よく、じーんとくる。
あー、このイベントが実現してよかった。。。

そして、夕食を食べるタイミングを逃し、11時ごろに夕食。
それでエネルギーを充電して、
ギャラリーに再びあがり、
1から作品を順に見直す。
音が衝突しないように音量を調整したり、
決まってなかった照明を決めたり。

そこまで来ていまこのブログを書いています。

展示スタッフのみんなはこれから壁のタッチアップを始めようとしてくれています。

今まで担当してきた展覧会は、前日の夜には作業がなかったので、
今回もまさか前日のこの時間まで作業がつづくとは想像しておらず
ちょっと体力配分をまちがえました;; (汗)

明日のレセプションの挨拶の下書きをするも頭がまわらず
筆が進まないので今日はあきらめます。。。

6時間30分後、リフレクション展がオープンします!


さて、午前2時20分。

このブログを読んでくれているらしき中崎くんから、
リポビタンDの差し入れをいただきました。
ありがとう!

飲んでみると、みるみる目が覚めていく。
けっこうすごいですね、これ。

さて、現在、Chim↑Pomが隣で映像編集をしています。
出品作品は「サンキューセレブプロジェクト アイムボカン」で、
これは既存作品ですが、このプロジェクトの全貌を展示で見せるという意味では初めてで、
そのために今回、1点新作のドキュメント映像が加わります。
この映像は、その名の通りドキュメントなのですが、
C↑Pがカンボジアで知ったこと、聞いたこと、感じたことなどが記録されていて、
通常は、活動の奇抜さや大胆さが際立ちがちですが、
それだけではない彼らの一面が見える、とてもよい作品です。

ほかにもまだ展示は完成していませんが、
キャプションの配置も決め、
明日の14時からのプレス内覧会までには形になることが見えてきました(?)

オープンまであと1日。


意外と静かな時間が過ぎているなーと思って、
「設営序章」と書いたけど、それはもう大昔のこと。

28日には、いったん八幡さんが入り、布の吊り位置、プロジェクターの位置、スピーカーの位置、
そして吊り物の吊り方の確認などを、現場で打合せ。

29日は、キャプションや解説パネルのテキストの入稿、フォーマットを決定しつつ、
ギャラリーでは、内装工事が始まり、仮設壁の建て込み、壁の塗装などを平行して行い、
立会のない作家の作品設置など、決定していけるところから決め始める。

30日にはなんだったっけか、
今は3日(あー、豆まきせずに節分が終わってしまった)で、
1日から作家がぞくぞく入ってきたので、
週末になにをしたかはっきり覚えていません。。。

現状は、あと1日しか設営日が残っていませんが、
明日設営佳境の作品がひとつあり、
ほかはまちまちながらもほぼ終わりが見えてきました。

けっこう写真撮ってるのですが、
どうやってあげるのか編集者の斎藤さんがずいぶん前に送ってくれたマニュアルを調べる前に
設営のチェックやら確認の打合せやらがあって
中断、中断の繰り返しで、
いまなんとかここまで書きました。

午前2時20分。
そろそろスタッフの半分くらいがあがってきて、
本日の終了が見えてきたところ。

明日が勝負です。

オープンまであと2日。


本日、リフレクション展の設営の「序章」がそこはかとなく始まりました。

がっつり始まるのは週明けですが、
週明けからだと日数が限られているので、
前回展覧会の撤収作業との兼合いで可能な部分から、
今日、作業が始まりました。

まずは13メートルと一番天井の高い展示室の天窓に、
外光を遮断するための暗幕を張る作業。
組んだ足場と、電動タワーを使っての高所作業です。
上部ではかなり揺れがあり、下から見ていても緊張します。
1時間ほどかけて黒布と白布の2枚が張られ、無事完了。

明日は、この部屋で展示するローランの映像の投影位置を決定し、
それにあわせて壁の塗装作業の準備に入ります。

そして、ジェレミー・デラーの映像作品の展示に使用する
52インチの薄型モニターを壁に設置する作業。
まずは位置を決めたら、
表からはケーブルが気にならないように、壁の裏側から配線します。

ギャラリーで作品を見ることはとても自然な行為なんですが、
その行為を、何かに気をとられることなく自然に行えるような環境にするために、
見えないところで地道な作業が行われています。
とくに絵画や彫刻の展示と異なり、
映像の展示は、配線や吊りの作業が多いため、
鑑賞時には気づかない裏の作業がとりわけ多いのです。。。

いつものことながら
精鋭展示スタッフの理解と協力とこだわりと配慮に敬服!

展覧会オープンまであと10日。


さて、2日前の日曜日で、無事、大盛況のもと
ボイス展とクリテリオムの矢口克信展が閉幕しました。
ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

最週末ということで友人/知人の来水も多く、
また、関連のイベントもいくつか。

青森からartscapeのブロガーでもある服部くんも来水。
遊戯室の中崎くんや、遊戯室で同時期に個展をされていた白川昌生さんらが
「かずこ」であんこう鍋を食べるということで、そこに合流。

その道中、矢口くんから電話が入り、
矢口くんの経営する<小料理喫茶ワシントン>でもトークを開催中で、
顔を出すことに。
クリテリオムの展示のちょっとした反省会になりました。

服部くんたちに合流したときには
すでにアンコウ鍋もほぼ売り切れ。
遊戯室の遠藤くんも来ていて、
前から話をしていた「キュレーター論/キュレーション論」の話に展開。

でも、なぜか話が噛み合ず、休戦。
東京から、TOKYO SOURCEの近藤さんも来ていて、
とにもかくにも、キュレーションをお題に、あのメンツで話ができたこと自体、
有意義でした。
でも、まだもう少し掘り下げたいなぁ。。。

そのあとキワマリ荘に移って、また朝まで。。。
数時間ほど寝て出社。
(と、なぜかブログに書くときはいつもこういう流れが多いですが、
ふだんはそんなことないし、仕事はちゃんとしてます!)

昨日は、アメリカからRyan Trecartinの映像が届き、字幕の確認。
若干の手直しが必要なので、その手筈を映像編集の方と相談。
国内で作業ができると助かるのだけど。

それからレクチャーチラシの初校戻し。
などなど。

意外と落ち着いた時間が流れています。。。

そして今日は代休で、体力充電。
これから少し出社して、会場掲示のキャプションのデザイン案を見せてもらうなどなど。

それから、
展覧会ウェブサイトは少しずつ更新されています。
週末には、レクチャーシリーズの情報を掲載しましたので、
ぜひのぞいてみてください。


詳細のボタンを押すとプログラムが出ます。

展覧会オープンまであと11日。

今日は都内に、作品の集荷に行って来ました。

大の苦手の早起きのために目覚ましを2つセットして、5時に起床。
電車のなかでは眠ったまま上野着。
移動して、9時から虎ノ門でひとつめの作品集荷。

Chim↑Pomのメンバー2人と画廊の方が立ち会ってくださり、
エリイちゃんをかたどった石膏像が地雷で爆破された作品を解体して、お預かりする。

その足で、ふたつめ、みっつめの集荷。
すべて順調。
ただ、課題も判明=メンテが必要ということでChim↑Pomの設営のための来水を早めてもらえるように連絡。

水戸に戻ったら、ちょうどリフレクション展のウェブをデザイン、制作してくれているSETENVの入江さんが到着して、ボイス展を鑑賞される。

そのあと、作品のコンディションチェック。
採寸をして、キャプション情報を整えて入稿。

作品解説のテキストも順次、確認がとれてきているので、それを整えて英訳に出す。

出品作家の宇川直宏さんと、出品作品について、
宇川さんがもともと2006年にオーストラリアで発表された、
トイレの個室で特殊な映像体験をする<Dr Toilet's Rapt-up Clinic>を再現する予定だったけれど、ここにきてさらに工夫を加えて、2010年風にヴァージョンアップする案についてメールでやりとり。
ヴァージョンアップの方向で決定。

アメリカから字幕制作完了で明日、作品発送のメールあり。

そうこうしているうちに、今回のリフレクション展のグラフィックデザイナーの加藤さんが水戸に到着。
矢口克信くんの小料理喫茶ワシントンで落ち合ってそのあと食事へ。
いろんな話で盛り上がる。

明日は、SETENVのみなさんも、加藤さんもボイス展をゆっくり鑑賞。
そして、加藤さんとはカタログについて打合せ。
「日常/場違い」展でデザイン性の高いカタログをつくったばかりの加藤さん。
私はフツーに過不足ないカタログをイメージしてはいるけれど、
加藤さんから何か案が出て来るかもと楽しみ。

それからレクチャーチラシの色校正があがってきた。
思ったよりきれいでかわいい色に特色の赤がしあがっている。
これもいいけど、想定していたよりパンチは薄い。
明日、加藤さんに見てもらって、戻しの作業。

オープンまで14日! うぉー!


先週の火曜日から、展覧会設営の下準備が始まりました。

今回、なんと4日+αしか展示設営にあてられないスケジュール組みになっているため、
事前にかたづけられることはできるだけかたづけておこうということになっています。

先週から、芸術館展示の先鋭部隊が入って、細かい作業をしてくれています。
プロジェクターを置く棚の制作と色塗りや
ケーブルの作成などなど。
作家や画廊から送られて来た作品や部材の稼働テストなどもしています。

そんななか問題発生!

ローラン・モンタロンの出品作品のひとつが
電球をつかったインスタレーションなのですが、
その電球がどうしてもひとつつかないのです。
私ははなっからこういう方面はお手上げなので、
展示担当の先輩がいろいろ探ってくれていたのですが、
電気の専門であるわけでもなく、原因はわからず。。。
そこで、縁をたどって専門家の方に来ていただき、
どうやら怪しい部品をつきとめた。

フランスから送られて来たので海外の電子部品なのですが、
幸いにもアキバで扱っている店舗が1つあり、
さっそくそこから通販で購入。
(うーん、便利な世の中になったもんだ)

週が明けて今日にはすでに部材も届き、
心配してくれていた電気の専門家の方がまた来てくださり、
部品を新しいのと変えてみる・・・が!
なぜか直らない。。。

そこにいても何の役にもたてない私は先に帰宅。
フランスにメールしようと思っていたところ、
ちょうど今さっき、展示担当の先輩から携帯にメールが入り、
直った!と。

よかった。(ほっ)
そしてこんなに遅くまでおつかれさまです!

今週は、映像作品がつぎつぎと届く予定。
フランスから、アメリカから、国内から。
海外からの映像メディアは、方式がちがったり、いろいろ機材との相性があわなかったりと
すんなり一発でうまくいかない場合も考えられるので、
このあたりで第2波が来るかもしれないと覚悟しています。

オープンまであと18日!


昨日は、ボイス展の関連企画「今日のオルタナティブ」というトークがあり、
とても興味深い話が聞けました。
そのあと、仕事を終えて、途中から飲み会に参加、
けっきょく朝6時ごろ解散という、いつもの朝までコース。

3時間ほど寝て起きて、二日酔いでないことにホッとする。
(そう最近、二日酔いの質がとても悪くなっているのです・・・)
なぜなら、今日は、はじめて人前で展覧会の全貌を語る日。
失敗はできない!からです。

いつも展覧会オープン前に、
当館のボランティアトーカーさん向けに展覧会の勉強会を開きます。
今日がその日。
しかもそこに放送部!の高校生たちも参加するので、
なおさら、明確にわかりやすい言葉で,展覧会を語らなければならないわけです。

結果・・・どうだったのでしょう?
映像の作品を当然全編見る時間はないので、
はしょりながらの説明。
なので、これはもう展覧会が開いてからでないと全貌はつかんでもらえない、
ということがわかった。
フィードバックがないって残念ですね。

でも、そのあと放送部!で集まって、
気になった作家の話や、
まったくわからなかった作品の話を
顧問の五嶋さんや高校生たちとしていくなかで、
みんな勉強会では言葉に出さなかったけれど、
いろいろなことを感じてくれていたことがわかり、
とくに五嶋さんから、リフレクション展は興味深い、という感想をもらえて、
そのあと行ったご飯でも、作品の話でなかなかに盛り上がりました。

展覧会直前にふたたび開く勉強会では、すでに展示された作品を目の前に話します。
そのときのトーカーさんの反応を今から楽しみです。

展覧会オープンまであと27日。

今回、展覧会会期中の3月3日〜4月4日まで、毎年恒例の「高校生ウイーク」が実施されます。

この期間は、高校生のギャラリー入場料が無料になるだけでなく、
ギャラリー内のワークショップ室が、「高校生ウィークカフェ」になって、
一般のご来場者のみなさまも、お茶を飲みながら、図書を閲覧したりなどができる
とっても居心地のよい空間に様変わりします。

その「高校生ウィーク」と展覧会の連動企画で、
高校生対象の映像ワークショップ「放送部!」を企画。

高校生がインタビュアーになったり、カメラマンになったり、
編集者になったりと、番組制作側の視点に立ち、
展覧会のなかから気になる作家や作品を見つけて、
自分なりの視点でアプローチしたり、掘り下げたりしてみよう、という、
アートリテラシーとメディアリテラシーが掛けあわされた企画です。

部活動として、
茨城放送の番組ディレクターに「番組制作のいろは」をレクチャーしてもらったり、
出品作家の藤井さんのレクチャー、
さらに自分たちの作品を発表する会では、
東京ビデオフェスティバルの審査員をつとめる佐藤博昭さんに来ていただきます。

そして、高校生が撮った映像を、本展ウェブサイトでアップしていきます。
それを通じて、展覧会の自己批判的機能をもてないかなと考えたりしています。

さて、今日は、その第一日。
今回、顧問としてかかわってもらう、地元アーティストの五嶋さんと私、
放送部!マネジャーとして担ぎだされた、学芸アシスタントの小泉さん、
教育普及担当のスタッフ2名とカフェスタッフ1名と
参加者のみんなで顔合わせ
私が高校時代に入っていた熱血放送部でつくった社会派番組をみんなで鑑賞
五嶋さんがピックアップした、ミシェル・ゴンドリーの映像などをYouTubeから鑑賞
などなど行いました。

明日、ひきつづき第2日目で、
当館ボランティアトーカーさん向けの展覧会説明会に
みんなも出席して、
展覧会の全貌、各作家/作品の解説を聞き、
気になる作家の目星をつけます。

展覧会オープンまであと28日。



今日の仕事。

○ ローラン・モンタロンの映像作品の字幕を入れたラフデータがあがってきたので、ギャラリースペースで試写。
ローランの作品は、とりわけじっくり見せる環境づくりが必要なので、字幕のフレーズの長さ、テンポに注意する。あとは、字幕フォントの大きさなどを確認し、作家にフィードバック。

○ Chim↑Pomには、今回、広島と無人島プロダクションで発表したことのある「サンキューセレブプロジェクト アイムボカン」を、本展用に再構成し、映像や写真を追加したバージョンを展示してもらうことになっている。

これは、セレブに憧れたメンバーのエリィちゃんが、セレブらしい行為として地雷撤去を行うため、みんなでカンボジアにいき滞在してつくった作品。
映像数点と、地雷で爆破したエリィちゃん愛用品の数々、写真数点などから成る、映像とオブジェの複合インスタレーション。

本展のために新たに編集中の映像についてChim↑Pomとやりとりする。

○ 作品集荷の手配

○ 会場用キャプション作成に着手

などなど。

オープンまであとちょうど一ヶ月!

なのにけっこう早く帰宅できる状況に猜疑心がつのる。。。嵐の前の静けさか。。。


本日、仕事始め。

昨晩は、実家の大阪から水戸へ帰って来る途中、東京で下車して、出品作家の藤井さんと作品プランについて打合せ。

そう、展覧会オープンまで1ヶ月というこの時点で、まだ作品プランについて打ち合わせ? 大丈夫か?と疑問がよぎってもおかしくありませんが、
今回、新作を制作していただくにあたって、作家の着目しているある状況のまさに「いま」を反映するために(といろいろ事情があって)こういうことになっていますが、これでも順調です。
昨晩は、作品プランだけにおさまらず、広く深く濃い話ががっつりできました。
あとは、どういう作品を仕上げて来るか待つのみです。

一夜明けて、今日。
休み中、気になっていた懸案について連絡を数件とる。
○ 今回、長尺の映像が2本含まれていますが、それらをタイムテーブル化させて定時にスタートさせる形の展示にするための措置をとる。

○ 展覧会ウェブサイトのトップページをスライドショー化してもらう。

○ 特別協力いただく指向性スピーカーの発送などについてのやりとり。

○ 2dayレクチャーのチラシの制作進行スケジュールの確認。

などなど。

みなさま、あけましておめでとうございます。

ブログ担当、残すところあと1ヶ月ちょっととなりました。
ひきつづき、リフレクション展オープンに向けてアップしていきます。

お正月を実家で過ごしてテレビばっかり見てだらだらしつつ、
3日は家族がお出かけするのを予定に組み込み、
年末から残っていたライアン・トゥリカーティンの映像作品の日本語字幕の校正作業。

今回、出品する映像は50分という長尺。
ライアンはたいていいつも長尺で、ノンリニアなナラティブ(複数の流れが同時並行する物語)をもつ映像をつくっています。
アメリカのアート誌で大特集が組まれるほど注目されている、新進気鋭の若手作家です。

かなり独特な英語表現をつかうので、
日本で見せるにあたっては日本語字幕に細心の注意と工夫が必要となります。

ライアン語とも言えるかもしれない、奇妙な口調で話すキャストの聞き慣れない英語をなんども聞き返しつつ、字幕原稿を確認し、聞き慣れない俗語や固有名詞を列挙して不明点を整理したり、オリジナルと訳がちがって思える部分をまとめたりなど、フィードバクをまとめる。。。

年末の深夜に放送していた「24」の録画を見ながらの、校正作業で何時間もかかった。
「24」の展開の早さが、ライアン作品の展開の早さに輪をかけて、
ますます頭がいっぱいに。。。

オープンまであと34日。

 

2009年最後の仕事は、大みそかの日に、実家のある大阪でのミーティング。

4月の2dayレクチャーのレクチャラー兼パネリストのNDS(中崎町ドキュメンタリースペース)の佐藤零郎さんとの顔合わせ+軽い打合わせ。

佐藤さんは、20代若手のドキュメンタリー映像作家。

大阪・長居公園での公園生活者強制撤去にまつわるドキュメンタリー《長居青春酔夢歌》が、2009年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で入選した方です。

4月の2dayレクチャー「映像とアート―公共性をめぐって」では、

佐藤さんともうお一方、張領太さんのペアで、1日目の1コマをお任せして、

「カメラというツール―アクティビズムの現場から」という題で、ご自身の作品を見せながら、ドキュメンタリストとしての立ち位置などの持論を話していただきます。

同日の次のコマにはドキュメンタリー映画監督の森達也さんが登壇予定で、

この日は映像といっても、展覧会内で展示としては直接扱わない、ドキュメンタリー映画やテレビも範疇に入れて、映像の公共性について考える1日となればと思っています。 

同日1コマ目は、宇川直宏さんに「YouTubeから見えるいろいろな世界」という題で、話をしていただきます。

 

2日目は、映像というメディアそのものに重点を置かず、

アートという視点から映像を使う作家として、

出品作家の2名、藤井光さんと、

イギリスからターナー賞受賞作家のジェレミー・デラー氏に初来日をしてもらい、

それぞれ「アクションはアートか、アートは"アート"か」、

そして「自作を中心に―路上と協働という視点から」という題でお話をしてもらうことになっています。

さらに、映像とはまったく関係ありませんが、建築探検家の坂口恭平さんもレクチャラー/パネリストとして登場、「日常における創造的実践―0円ハウス0円生活から」という題でお話をしていただきます。

と盛りだくさんで濃い週末2日間になる予定です。

4月10日・11日。

 

その佐藤レオさんとお会いしたわけですが、

被写体や現場の矛盾を含めてすべて見せるという姿勢や、

被写体に一番近くて一番遠い存在など

ドキュメンタリストの立ち位置をお聞きした上で、

どういう話をしてもらうか、ざっくり話をした打合せでした。

 

そして、なんだかびっくりするくらい、空気がきれいで満月が光っている大阪の夜でした。


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